いい目覚めから始まった日は一日中気分がいいですね。気持ちよくすっきりとした目覚めるために起き方、起きた直後にわけて注意点をご紹介します。
すっきり目覚めるための起き方
毎日同じ時間に起きるようにしよう
まず重要なのは、毎日同じ時間に起きることです。何日か続けていけば、体内時計が整い、身体の中に起きる時間が刻まれていきますので、自然と同じ時間に目が覚めるようになります。
アラームを2段階で設定しよう
起きる時刻を一定に保っていればその時間にすっきり起きられるようになりますが、なかなか毎日一定時刻保つのは難しいものです。そのため、アラームをかける人も多いでしょう。アラームをかける場合は、2段階でアラームを設定しましょう。2段階というのは、起床予定時刻と、その30分前にもアラームを設定する、というものです。しかも、この30分前のアラームは小さめの音量にしておき、スヌーズは設定しないようにしておきます。なぜ2段階でアラーム設定するかというと、できる限り眠りが浅いときに起きるようにするためです。目覚めが悪くなる原因の一つが深いノンレム睡眠のときに起きてしまうことです。深い睡眠中は脳の休息時間ですので、休息中にいきなりスイッチONにされた脳はなかなか活動モードに切り替わりません。そのため、いつまでもボーっとしてしまうのです。30分前の小さめのアラームはスルーしてしまっても構いませんし、これで起きたらそのまま起きてしまいましょう。小さなアラームでも起きるくらいであれば、睡眠が十分浅い段階に入っており、そのまま起きてしまった方がラクです。2段階でアラーム設定をしなくてもレム睡眠時に起きるように調整するアラームアプリもあります(例えばSleep Cycle等)ので、そういったものを使うのもOKです。
よりすっきりするために起きた後にすべきこと
日光を浴びよう
日光を浴びるというのは体内時計の記事等で述べたとおりですが、体内時計をリセットし、メラトニンの分泌を止め、活動モードに切り替えるスイッチは日光を浴びることです。できれば30分程度浴びることができればよいです。もちろん、ただ座って30分間日光浴をしてるほど余裕はないと思いますので、できる限り日が当たる箇所で朝食をとったり出かける準備をするようにしましょう。もちろん通勤で日なたを歩いている時間も含められます。曇りや雨など、晴れていない日であっても、カーテンを開ければ、十分な光を浴びることができます。
コップ1杯の冷たい水を飲もう
起きてすぐにコップ1杯の冷水を飲むこともオススメです。冷水を飲むとそれまで寝ていた身体の感覚器官が冷たさに刺激され、覚醒されていきます。寝起きの口の中が気になる方は、一度うがいをしてから飲みましょう。また、寝ている間に失われた水分の補給にもなり、一石二鳥です。ついでに水で手を洗うと、表皮体温が下がり、これも覚醒につながっていくので、オススメです。
朝食を食べよう
朝食を毎日きちんととることで、これも体内時計の調整につながります。朝トリプトファンなどの栄養素をとることで、睡眠を促すホルモンであるメラトニンの生成を促すことができるので、夜に寝つきやすくもなります。詳しくは、「快眠に朝食は重要!朝食で意識すべき4つのこと」をご参照ください。また、コーヒーや紅茶を合わせて飲むことで、カフェインを摂取し、よりすっきり起きれるようになります。
最後に
今回ご紹介した方法はどれもそこまで難しくないと思いますので、明日の朝から実践してみてはいかがでしょうか。すっきりとした目覚めが得られると思います。