日本からニューヨークに行く際の時差ぼけ対策については午前の便で行く場合と午後の便で行く場合とそれぞれご紹介しましたが、今回はニューヨークから日本に帰ってくる際の時差ぼけ対策をご紹介します。
前日までにすべきこと
午前中~昼に現地を出て、昼過ぎ~夕方前に日本に到着
2022年12月時点の直行便ですが、全日空(ANA)の場合は、ジョン・F・ケネディ(JFK)空港を現地時間12:45に出発し、成田空港に日本時間で、17:00(翌日扱い)に到着するものに加え、ニューアーク・リバティ空港を現地時間10:30に出発し、15:00(翌日扱い)に成田空港に到着するものがあります。日本航空(JAL)の場合は、現地時間12:45にJFK空港を出発し、羽田空港に日本時間で17:15(翌日扱い)に到着します。いずれも、現地時間で昼間に出て、日本時間の昼過ぎに着くことになります。
機内で寝た方が良い
ニューヨークと東京の時差ですが、日本時間-14時間で、日本が20時であれば、ニューヨークは朝の6時です。ニューヨークを出発するころは日本だと真夜中だということになります。そのため、日本に帰ってきた際の時差ぼけを軽減させるためには、飛行機の中で寝られるようにしておく必要があります。
当日・搭乗するまで
出発日の朝は早めに起きよう
帰国便搭乗当日の朝は早めに起きるようにしましょう。目安としては4時ごろまでには起きておくとよいです。前日早く寝られなかったから寝なくても構いません。
搭乗までにあまり日光を浴びないように
体内時計に関する記事などでも触れているとおり、光を浴びることで、身体が朝だと認識してしまうので、日本時間に体内時計を合わせていくためには、できる限り光の影響を受けないようにしましょう。ホテルから空港まではサングラスをかけ、帽子などをして、特に目に入る光を少なくしましょう。
カフェインはとらないように
カフェインを摂ってしまうと、眠気が飛んでしまうので、機内で寝付きにくくなってしまいます。早起きして眠いからといって、飲まないようにしましょう。また。朝いつもコーヒー等を飲む習慣のある方も、搭乗日の朝は控えるようにしましょう。
機内では
最初の機内食はお腹がすいていなければ食べない方が良い
離陸後しばらくすると、最初の機内食が出ると思われますが、基本的には食べないようにしましょう。食後すぐには消化活動を行うために寝づらくなるためです。ただ、空腹すぎても寝付きにくくなってしまうので、空腹の方はお腹いっぱいにならない程度に食べておきましょう。
早々に寝る準備をする
機内食を食べない方は離陸後早めに、食べようという方は食後1時間程度したら寝る準備をしましょう。アイマスクや耳栓をお持ちの方は早々に装備し、寝る態勢に入ってください。
なかなか寝付けなかった場合も起きる時間は一定に
機内で寝るのはベッドとは異なり、なかなか寝付きづらいかもしれません。そんな方でも起きる時間は一定にしましょう。目安としては、日本時間での普段起きている時間と同じ時間にしておきましょう。ある程度無理やりにでも起きておくことで、帰国後の夜に寝やすくなります。
日本についたら
夕食は日本にいるときと同じような時間帯にとる
日本に帰国したタイミングではまだ昼過ぎなので、寝るには早い時間帯です。眠くても寝ないようにしながら、日本にいるときと同じようなスケジュールで過ごしましょう。特に夕食の時間は早くしたり遅くしたりしないようにせず、普段通りにしましょう。例えば、18時に食べている人は18時に食べるようにしましょう。
翌朝通常時間に起きて日光を浴び、朝食をとる
帰国翌日から、日本時間に合わせた体内時計で過ごす必要があります。そのために、朝はいつもと同じ時間に起き、日光を浴びて、朝食を摂るようにしましょう。ここでダラダラと惰眠をむさぼってしまった方が、時差ぼけから戻すのに辛くなってしまいます。
最後に
以上、今回はニューヨークから昼の便で帰ってくる際の時差ぼけ予防法をお教えしました。ぜひ、ニューヨークへ行く際の時差ぼけ対策とともに実践してみてはいかがでしょうか。