仮眠の最適な時間と寝過ごさないコツをお教えします!

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昼食後の時間帯はどうしても眠くなってしまうものです。こんな時余裕があれば、無理に起きておくのではなく、仮眠をとるのもOK。仮眠のベストな長さや時間帯、寝過ごさない方法をお教えします。

仮眠のすすめ

適時の短い仮眠は作業効率をあげる

もう眠くない!午後の仕事中の眠気覚まし法をお教えします!」でも述べたとおり、昼過ぎは体内時計的に誰でも眠くなってしまうのは避けられない時間帯です。もし可能であれば思い切って寝てしまうことをオススメします。仮眠をとることで、眠気は解消されますし、各種研究で、仮眠が集中力の増加につながることがあきらかになっているためです。無理に起き続けるより、あえて少し寝てしまった方が、集中力が増し、その後の生産効率も上がるということになります。

仮眠が認知症予防にも

他にも、一部研究によれば、30分以下の時間で、仮眠をとっている人は全くとらない人に比べて、認知症の発症リスクが約7分の1といわれています。認知症予防の面からも、昼の仮眠は積極的にとるべきですね。

夜の睡眠に悪影響を及ぼさないベストな仮眠の長さと時間帯

仮眠の時間は10~20分がベスト

仮眠をとるにもまとまった時間をとれる人の方が少ないかもしれませんが、仮眠にベストな時間は10~20分程度です。5分程度の短すぎる時間だと睡眠物質の除去には不十分なために、起きてもまだ眠いままで、頭がすっきりせず、集中力がそこまで上昇しません。逆に30分以上になってくると、ノンレム睡眠に入ってきてしまい、必要以上に深い睡眠となってしまうので、ぐっすり寝ていたところを突然起こされたような感じとなり、寝ぼけてしまい、仮眠直後の時間帯の作業効率は上がるどころか、下がってしまいます。

遅くても午後3時までに

昼休みに寝るよ、という方には関係のない話かもしれませんが、あまり遅い時間に寝てしまうと、夜の睡眠に支障をきたしてしまいます。仮眠のリミットは午後3時。この時間以降に寝てしまうと夜までに、眠気を持たす睡眠物質であるアデノシンが溜まりきらず、寝つきが悪くなるおそれがあります。

寝過ごさないようするには

アラームをかけよう

寝過ごさないためには、当たり前ですが、アラームをかけましょう。バイブレーションにしておいて、スマホを握りながら寝るのもアリです。そしてアラームが鳴ったらしっかり起きましょう。そこでもう一度寝てしまっては仮眠をとる意味がなくなってしまうどころか、逆効果になってしまいます。

仮眠は横にはならずに

仮眠時の体勢ですが、まず横になるのはNGです。横になってしまうと深い眠りに入りやすくなってしまい、寝過ごすリスクが高まるからです。背もたれに軽くもたれて首をあまりうなだれず、自然なポジションに保っておくくらいがちょうどよいです。頭が固定しないと気持ちが悪い方は、机に突っ伏す形もよいですが、背中を曲げすぎるとお腹を圧迫してしまうので、背中ができる限り伸びた状態にしておくべきです。

仮眠の前にカフェインをとろう

仮眠の前にカフェインをとっておくことは寝過ごさないために有効です。カフェインに睡眠を阻害する効果があることは、既にカフェインに関する記事で述べたとおりですが、このカフェインの効き始めが20~30分程度であり、仮眠の適正時間経過後にちょうど効き始めて起きる、といった形になり、よいタイミングでカフェインの恩恵を得られます。

最後に

仮眠のメリットや最適な長さ、時間帯についてご紹介してまいりましたが、昼眠くて仕方ないという方は、今回ご紹介した方法で、短時間の仮眠を実践してみてはいかがでしょうか。