筆者がAmazonで睡眠系のサプリを調べていたら見つけた、「ナイトプラス」をガチレビューします。
商品情報
DUEN合同会社という会社が販売
さっそくナイトプラスをAmazonで購入してみました。ナイトプラスはDUEN合同会社という会社が販売しています。これを購入した際に初めて知った会社ですが、この会社は他にも「休息サプリ」などを販売しているようです。余談ですが、「休息サプリ」とこの「ナイトプラス」は謳っている成分が同一なのですが、どのような違いがあるのかは不明です…
30粒入りで1,480円
「ナイトプラス」は1袋30粒入りで、Amazonで1,480円で販売しています。1日1粒なので、1袋で約1ヵ月分ということですね。
外側の包装
主な有効成分はL-テアニン、グリシン、GABA、トリプトファン等
L-テアニンはリラックス効果
一つ目の有効成分は、L-テアニンです。「多くの快眠サプリメントにも含有されている成分、「テアニン」とは?」でも述べたとおり、L-テアニンは、主にお茶にうまみ成分として含有されるアミノ酸で、リラックス・鎮静効果があり、摂取後、リラックスした時に検出される脳波である、α波が検出されると考えられています。
グリシンは体温調整による快眠効果
二つ目の有効成分はグリシンです。「快眠系サプリメントによく含有されている成分「グリシン」とは?」で述べた通り、グリシンは肉類や甲殻類等に含有されるアミノ酸で、体温調節機能を通じて、快眠をもたらす効果があります。
GABAは休息モードに切り替えるための神経伝達物質
三つ目の有効成分はGABAです。GABAは「これがないと覚醒を維持できない?オレキシンとは?」でも触れましたが、抑制性の神経伝達物質、すなわち、人間の身体を覚醒モードから休息・睡眠モードへ向かわせる神経系に用いられる伝達物質です。したがって、GABAが分泌されることにより、人間の身体は休息モードへと切り替わります。
トリプトファンはメラトニンの原料の原料
四つ目の有効成分はトリプトファンです。「トリプトファンを含む食材や一緒に摂るべき栄養素とは?」でも述べた通り、トリプトファンは、人間を眠りにいざなう睡眠ホルモンであるメラトニンの原料となる神経伝達物質セロトニンの原料となるアミノ酸です。ただし、トリプトファンがメラトニンとなるまでには16時間程度要すると言われています。したがって、夜にこの「ナイトプラス」を摂取することで、メラトニンの分泌量を増やし、快眠につながるのかは、疑問です。
その他、ラフマ抽出物やカモミールエキスを含有
上述のような有効成分のほか、ラフマ抽出物やカモミールエキスも含有されています。ラフマというのは、中国などでその葉をお茶として飲まれている植物で、セロトニンを増やす効果があるとされています。カモミールもリラックス効果のあるハーブとして、親しまれていますね。
使ってみた感想
全体的にあまり効果を実感できず…
何日か寝る前に服用してみましたが、いつもと大きく変わった感じはしませんでした。寝つきがよくなったわけでもなく、最近たまに朝目覚めることがあるのですが、それがなくなることもありませんでした。
Sleep Cycleの睡眠の状態計測すると微妙に質が向上しているようだ
一応、Sleep Cycleを使って、服用しなかった日と服用した日をそれぞれ比べてみましたが、多少質は向上したようには見えます。ただ、劇的な差ではありませんでした。
最後に
以上、「ナイトプラス」のレビューでした。こういったサプリメントは、効果に個人差がありますから、筆者への効きは弱かったのかもしれませんが、それなりに効果はあるのかもしれません。(個人の感想であり、効果を保証するものではありません)