寝すぎも良くない!最適な睡眠時間とは?

睡眠時間

寝不足はいけないというけれど、じゃあいっぱい寝ればよいかといえばそうでもありません。また、ショートスリーパーやロングスリーパーなど、世の中には色々な人々がおり、最適な睡眠時間はよくわかりません。そもそも最適な睡眠時間はどの程度なのでしょうか。以下見ていきましょう。

最適な睡眠時間とは

6~8時間くらいがベスト

皆さまは、ご自身が何時間くらい寝れば、力を存分に発揮できるか、把握しているでしょうか。一般に、最適な睡眠時間は6~8時間くらいといわれています。もちろん個人差はありますが、これより短くても長くても、人間にはダメージが蓄積されていきます。一時的な寝不足やそのリバウンドとして何日か長く寝る程度は構いませんが、基本的にはこの時間内に収めるようにしましょう。

最適な睡眠時間は遺伝による部分が大きい

一般的にベストといわれる睡眠時間を聞いて、「私はショートスリーパーで、毎日3時間睡眠でも全く健康に影響はないし、集中力や判断力も問題ない」という方もいらっしゃるかもしれません。これは、もしかしたら確かにそうかもしれないし、思い違いの可能性もあります。それは、最適な睡眠時間が遺伝によって決まる部分が大きいためです。すなわち、ショートスリーパーの遺伝子を持っている人であれば、強ち間違いではないのです。

ただし、ショートスリーパーの遺伝子を持っている人はごくわずかとされています。もし、ご両親やご兄弟の多くがショートスリーパーではない場合、ご自身も違う可能性があります。となると、見えないダメージが蓄積していっているかもしれません。少なくとも、ご両親、ご兄弟がみな短い睡眠時間で問題ない場合を除き、過信は禁物です。

自分の睡眠単位の倍数で寝よう

6~8時間が最適、と述べましたが、その間で何時間がベストなのかはそれぞれの睡眠単位によります。睡眠単位とはノンレム睡眠が始まってからレム睡眠が終わるまでの1サイクルの長さですが(レム睡眠とノンレム睡眠の記事参照)、この睡眠単位の整数倍の時間がベストです。例えば、睡眠単位が1.5時間であれば6時間か7.5時間、2時間であれば、6時間か8時間がベストとなります。

 

寝すぎの弊害

病気の発症リスクは寝すぎも寝不足も変わらない

生活習慣病に関する各種調査では、睡眠時間が9時間より長い人は、7時間程度の人と比べ、糖尿病の発症率が高く、極端に短い人と大した差がないということが明らかになっています。

また、ガンの発症率に関する調査でも、同様に、毎日9時間以上寝ている人の方が、7時間程度の人よりも発症率が高いという結果が出ています

寝すぎも寿命を縮める

病気の発症リスクよりも恐ろしい調査結果があります。イギリスで行われた100万人以上を対象とした長期調査では、調査開始から10年後の死亡率を見ると、6時間以下の人が12%だったのに対し、8時間以上の人は30%にも上っていました。寝不足も寝すぎも、寿命を縮める原因となってしまうのです。

 

最後に

眠いからといって寝すぎるのもNGで、6~8時間程度の睡眠がよいということがおわかりいただけたでしょうか。今晩から、どんな状況でもできる限り、毎日6~8時間の間の睡眠単位の整数倍の時間になるよう、意識して行動することをオススメします。