巷には寝室に観葉植物をおいた方が快眠につながるという話もあれば、観葉植物はおかない方がよいという話もあり、どっちなんだ?という状態です。今回は、どうすべきなのか、お教えします!
観葉植物をおくべき理由
室内の空気の浄化
観葉植物をおくべき1つ目の理由は、空気が浄化されるからです。光合成により、室内の二酸化炭素は新鮮な酸素へと変換され、排出されます。また、ホルムアルデヒドやベンゼンといった、シックハウス症候群の原因になりうる物質を吸着、浄化してくれる植物もあるといわれています。
風水的にも良い
観葉植物をおくべき2つ目の理由は、風水的によいとされるからです。筆者は風水に詳しくないので、詳細は割愛しますが、室内の気の流れをよくし、金運などの各種運気をあげる効果があるとされているそうです。
観葉植物をおくべきでない理由
二酸化炭素が排出される
一方、観葉植物をおくべきでないという意見もあります。1つ目の理由は、植物は光合成をするのは日中だけで、夜間などはむしろ二酸化炭素を余分に排出するだけになる、というものです。ただ、1人で寝ている場合は確かにそうかもしれませんが、家族やパートナーと一緒に寝ている場合やペットと寝ている場合も自分以外の生物が呼吸するため、二酸化炭素は増えていますし、それで大きな問題が起きている人はほとんどいないでしょうから、あまり気にしなくてよいのではと個人的には思います。
土にカビがわく
観葉植物をおくべきでない2つ目の理由は、土にカビがわくなど、室内を不衛生にしてしまうためです。観葉植物が植えられた土は常に一定の水分を含んでいることもあり、カビがわきやすくなります。放置してしまうと、空気中にカビの胞子が舞ってしまうことになるのです。むしろこれが最大の理由でしょう。
結局どっち?
マメに手入れできるか次第
結局観葉植物を寝室におくべきか、おくべきでないかは、マメに手入れできるか次第だと思います。風水の効果は不明ですが、少なくとも新鮮な酸素の供給や一部シックハウス症候群の原因物質の浄化の効果は間違いなくあり、カビなどをこまめに除去できれば、メリットの方が勝るからです。一方、めんどくさがり屋の方や多忙で時間がない方など、マメに植物の手入れをするのが難しい、という方は、やめておいた方がよいです。
置くなら風通しの良い場所に
きちんと管理すると心に決め、買う場合は風通しのよい場所におきましょう。新鮮な酸素が供給されやすくなるとともに、カビが生えにくくなります。
もしおくならこんな植物4選
アイビー
観葉植物としてポピュラーなものの1つ、アイビー。ある程度の寒さ・暑さに耐えられ、水もそこまで多く要らないので、初心者でも扱いやすいです。またNASAの研究でも認められた空気清浄効果があります。なお、生命力が強く、ぐんぐん育ってしまうので、葉の剪定は必要になります。
モンステラ
モンステラも観葉植物としてポピュラーです。これも育てやすく、初心者でも育てやすいです。モンステラのおすすめポイントとしては、空気清浄効果のほか、湿度の調整効果もあるという点です。
サンスベリア
サンスベリアは長い葉が特徴の植物です。これは乾燥に強く、そこまで水をあげなくてよいので、かなり育てやすいでしょう。これにも、空気清浄効果、湿度調整効果があります。
アロエ
アロエはとげのある硬い葉で有名な植物ですが、これも乾燥につよく、水やりがあまりいらないので、育てやすいです。空気清浄効果のほか、葉肉が火傷などへの応急処置につかわれるなど、様々な用途があります。有害物質を吸着すると、葉に斑点ができるので、わかりやすいという利点もあります。
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最後に
以上、寝室に植物をおくことの是非についてでした。きちんとカビ除去等の管理をするという前提でいくつか紹介しましたが、他にも植物はありますので、専門店などで購入してみてはいかがでしょうか。