睡眠時無呼吸症候群が引き起こす怖い影響とは?

睡眠時無呼吸症候群という名称を聞いたことの無い人はほとんどいないのではないでしょうか。本記事では、そんな睡眠時無呼吸症候群について、見分け方やもたらす悪影響について、お教えします。

睡眠時無呼吸症候群とは

いびきをかくだけではなく無呼吸状態がある

睡眠時無呼吸症候群とは、字義通り、寝ている間に無呼吸になってしまう状態があることを指します。睡眠時無呼吸症候群に罹っている人の多くはいびきを頻繁にかいていますが、必ずしもいびきをかく人がみな睡眠時無呼吸症候群に罹るというものではありません

なりやすい人の傾向

睡眠時無呼吸症候群になりやすい人はいびきをかきやすい人とほぼ同じで、以下のような特徴があります。

・口蓋垂(のどちんこ)が長い

・首が太くて短い

・肥満により首に脂肪がついている

・横顔を見たときに下あごが後ろに引っ込んでいる

・舌や軟口蓋が大きい

・鼻が曲がっている

・扁桃腺が腫れて肥大している

詳しくは「何としてもやめたい!いびきをかきやすい人の特徴と改善法」の2章をご参照ください。

睡眠時無呼吸症候群の見分け方

いびきが突然とまり、無音状態が続く

睡眠時無呼吸症候群に罹っている方は、大きないびきをかいていたと思ったら、突如いびきがとまり、全く音がしない状態が10秒からひどい場合には数分つづきます。この停止状態が一晩で30回以上、または1時間に5回以上起きると、睡眠時無呼吸症候群です。

一人で寝ている場合の見分け方

家族やパートナーなどと一緒に寝ていれば、上述のような呼吸の中断に気づいてもらえるかもしれませんが、一人で寝ている場合は気づくのがなかなか難しいかもしれません。太っていたり、口呼吸になってしまうような方で、以下のような症状がある場合は、睡眠時無呼吸症候群が疑われます。

・寝汗を大量にかく

・喉が渇く

・起きた時に頭が痛い

・起きている間も倦怠感や疲労感を伴う

これらの症状は呼吸が中断することにより、身体の酸素が足りなくなり、睡眠が浅くなったり、身体が休まらなかったりするために生じるものです。

睡眠時無呼吸症候群がもたらす悪影響

高血圧になる

睡眠時に一時的に無呼吸となり、その後呼吸を再開すると、身体の防衛反応のようなものなので、緊張・興奮状態で活発化する交感神経系が優位になります。そうすると、血圧があがることとなります。これが何度も繰り返されることによって、慢性的な高血圧になってしまいます。

脳卒中や心臓病、糖尿病のリスクがあがる

高血圧以外にも、各種研究から脳卒中や心臓病、糖尿病のリスクがあがる可能性が指摘されています。呼吸の中断による低酸素状態や呼吸再開に伴い交感神経系が優位になること等によるものと考えられています。

最後に

以上、睡眠時無呼吸症候群の見分け方や影響について、ご説明しました。睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、睡眠外来等で医師の診断を受け、適切な治療をするようにしましょう